接骨院三幸堂で良くならない坐骨神経痛
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2023年04月4日
こんにちは。
接骨院三幸堂の後藤です。
当院には坐骨神経痛の方が多く来られます。
柔道整復師の資格を取得し19年、開業して14年になり数多くの坐骨神経痛の症状の方を施術してきました。
その中で症状が改善し多くの方に喜んでいただいた一方で、残念ながら良くならなかったという方もいらっしゃいました。
今回は良くならなかった人がどういう人かを挙げていきたいと思います。
➀骨や椎間板に大きな問題がある
坐骨神経痛の多くはお尻の筋肉やお腹の筋肉が硬くなり血流が低下して起こります。
整形外科など医療機関の画像診断で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されても、骨や椎間板の問題より筋肉の硬さが問題の場合は、筋肉を緩めていけばほとんどの場合は快方に向かいます。
しかし骨や椎間板の変性が強い場合はいくら筋肉を緩めても、骨や椎間板が影響している炎症がなかなか消失せず症状が長引いてしまいます。
②身体を動かさない
痛みやしびれが出はじめた急性期は身体を動かすのも確かに辛いです。
もちろんこの急性期はあまり身体を動かし過ぎず安静にしたほうがいい時期もあります。しかしあまりにも長期間安静にし続けると、今度は筋肉が余計に硬くなったり、筋力が弱くなったりして症状がなかなか消えていきません。
痛みが慢性化しないためにも、少し落ち着いたら少しずつウォーキングやストレッチを始めたほうがいいでしょう。
③施術期間が短すぎる
当院に来られる方でもすぐに結果を求められる方がいらっしゃいます。
それは誰でも辛い症状は早く消したいですよね。それはごもっともです。
しかし坐骨神経痛の場合、ある程度の期間は必要となります。
当院でも早い方は1ヵ月以内に改善する方もいらっしゃいますが、多くの方は3~6ヵ月くらいはかかります。
本当はもう少しの期間施術させていただきたいのですが、改善する前に通院をやめてしまう方もいらっしゃいました。
これは患者さんのせいではなく、私の説明不足もあるのかと思います。
以上、当院で坐骨神経痛が良くならなかった人について書かせていただきました。
坐骨神経痛については上記の①のことがありますので、まず医療機関に診ていただいてください。
骨に大きな問題がない場合や、筋肉の硬さが問題である場合は当院で良くなる可能性は高くなります。
筋肉の影響で坐骨神経痛が出ている場合は、前後左右のバランスが崩れ筋肉に負担をかけていると考えられます。
当院の整体はそのバランスを整え坐骨神経痛の改善を目指していきます。