三幸堂ブログ

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「ももかん」

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2018年07月3日

こんにちは、接骨院三幸堂の後藤です。

明け方のワールドカップ、日本対ベルギーの試合すごかったですね。

本当に残念ですが、日本は敗れてしまいました。

 

昨夜は日本時間3時からキックオフということで、

テレビ中継を見ようか見まいか悩んでいました。

 

仕事に影響するといけないので、見ないと決め就寝しましたが、

やはり気になり3時半に目が覚めテレビ観戦。

 

試合には敗れましたがよく戦い、楽しませてくれました。

ありがとう、日本代表。

 

ところで、今朝ニュースで見たのですが、

日本代表の乾選手が5月にケガをしていたとのこと。

想像なので確かではないですが、

太ももに内出血があったということなので、「大腿四頭筋の打撲」ではないでしょうか。

 

私がトレーナーをしていたラグビーをはじめ、

サッカーやバスケットボールでもよくあります。

 

なぜか知らないですが選手たちはその打撲のことを「ももかん」と言っていました。

 

この「ももかん」、普通のケガだろうとなめてたらいけません。

 

重度の場合、深部に血腫(血の固まり)ができてしまいます。

以前は手術でこの血腫を取り出していましたが、

最近は注射で血腫を溶かして吸い出すそうです。

いずれにしても本格的にスポーツができるようになるには、

数カ月かかる場合が多いです。

また骨化性筋炎といって、文字通り筋肉の中に骨ができてしまうこともあります。

 

こうならないようにするには、アイシング、安静など初期の処置が重要になります。

もし、スポーツの最中に太ももを蹴られたりしたら、

できるだけ早く医療機関を受診するようにしてください。

(柔道整復師:後藤康之監修)

 

 

 

足がつりやすい時期です

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2018年06月28日

こんにちは、接骨院三幸堂の後藤です。

 

ここ数日、蒸し暑い日が続いています。

エアコンなどを上手に利用して、温度調節をしっかりしてくださいね。

 

さて、この時期になって患者さんがよく訴える症状が「足がつる」です。

程度が軽ければいいですが、ひどい時は耐えられないくらい痛いですよね。

 

この足がつる原因ですが、

「筋紡錘」という筋肉が伸びている状態を脳に伝えるためのセンサーが異常を起こしてしまうからです。

なぜ異常を起こすのかは大きく分けて3つ理由があります。

 

①筋肉疲労

これは普段あまり運動をしない人に多いのですが、急に運動をしたり長時間運動したりすると、筋紡錘が上手にコントロールできなくなり発生しやすくなります。

②ミネラル不足

ミネラルは筋肉の動きや神経の伝達を調整しています。夏場は汗でミネラルが特に不足しがちになってきます。

③血流低下

運動不足やエアコンなどの冷えによって血流が悪くなり、その影響で筋肉が縮んでしまいます。

 

以上3つですが、いずれも独立した理由ではなくそれぞれが絡み合っています。

 

対処法は、①ゆっくりストレッチする②患部を温める③水分(ミネラル)を補給する。などですね。

予防法は対処法とも一部重複しますが、①こまめに水分補給する②ビタミン。ミネラルを摂取する③適度な運動をする などです。

 

当院でそのような方が来られた場合、イリスエスリークというボディケアジェルを使用します。

患者さんからは「足がつりにくくなった」と評判のジェルです。

 

「足がつる」の主な原因は上記の3つですが、

中には糖尿病や下肢静脈瘤など病気が原因の場合もありますので、

頻繁につる方は一度医療機関での診断を受けることをおすすめします。

 

余談ですが、ラグビーチームのトレーナー時代、練習の後半になると足のつった選手が続出し、

それを処置するためによく走ったのので、自分自身がよく足がつっていました。

(柔道整復師:後藤康之監修)

 

 

 

 

偏平足で腰痛に

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2018年06月25日

こんにちは、接骨院三幸堂の後藤です。

 

以前来られていた14歳、硬式野球クラブの中学生。

来院の2~3か月前から腰痛が出現したとのこと。

 

この年頃のスポーツをやっている子は、

「腰椎分離症」という腰の骨の疲労骨折が心配なので、

整形外科へ一度行っていただきました。

診察の結果、その心配がなくなったということで、

当院でみさせていただくことになりました。

(腰椎分離症の場合、初期の段階では運動を中止しなければいけません。)

 

激しい運動をしているので様々な問題はあると思いますが、

特に気になったのが偏平足。

 

まず第一に、偏平足の場合下肢(股関節より下)に捻じれが生じ、

運動連鎖によって骨盤を不安定にさせ、腰椎も捻じれて腰に負担がかかります。

また、アーチ(土踏まずなど)が低下しているので、

歩行やランニングなどで衝撃が吸収しにくくなってしまいます。

 

この患者さんについては整体で身体の緊張を取りつつ、

インソールを使っていただき、改善へと導きました。

(柔道整復師:後藤康之監修)

 

 

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