こんにちは。接骨院三幸堂の後藤です。
今日も当院の近所で工事をやっています。
駐車場まで入りにくかったり、騒音でご迷惑をお掛けしています。
さて、よくある質問の一つに、「腰痛になったら温めたほうがいいのか、冷やしたらいいのか」
ということがあります。
一言で言ってしまえば、「急性は冷やす」「慢性は温める」です。
急性とは、ぎっくり腰など急に痛みが出て、大体3日以内の腰痛です。
この場合、筋肉やその周りの組織が“炎症”を起こしています。
“炎症”は熱感を生じますので、冷やすようにします。
ただ“炎症”も組織の修復過程で必要なものなので、
あまり冷やし過ぎても良くありません。
ですので、中には「氷で冷やす」などという方がいますが、
そこまでやらないほうがいいです。
せいぜい冷シップを2~3日貼っておけばいいと思います。
お風呂も長湯はせず、短めにしてください。
あと、私が患者さんにすすめるのは、
腰が痛くて伸ばせない場合は、
急性のときでも「お腹は温めてください」と言います。
なぜかというと、腰が伸ばせない場合、
お腹の筋肉がどんどん緊張して短縮してしまいます。
ですので、筋肉お緊張を防ぐために、「“貼るカイロ”をお腹に貼ってください」と
お伝えしています。
そして急性期以降、“炎症”がおさまった後の慢性期は温めていいです。
「じゃあ、腰にカイロを貼ったほうがいいのか?」というと、
そこまではしなくていいです。
お風呂にしっかり浸かったり、ストレッチを行ったりして、
血流をよくしていけばいいです。
以上が私の考えですが、人それぞれ状況によっても対処方法が違ってきます。
そんなときは専門家にご相談されるとよいかと思います。
(柔道整復師:後藤康之監修)
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