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2018年01月30日
こんにちは。接骨院三幸堂の後藤です。
以前来られていた、12歳、男子。
一年位前からランニングなどをしていると、左足首の内側に痛みが現れたとのこと。
整形外科で「有痛性外脛骨」と診断されてから当院に来院。
有痛性外脛骨とは本来なら存在しない余分な骨が足首の内側にあり、運動などによってそこに痛み
を生じる病気です。日本人では5人に1人の割合でこの骨があり、小学生の高学年以降、激しいス
ポーツをする人によく見られます。
主な原因としてサイズの合わない靴で足が圧迫されたり、ねんざが原因で発症することもありま
す。この患者さんの場合は足を踏み込んだ時に膝が内側に入ったり、また偏平足であるため関連す
る筋肉に引っ張られ痛みが出ていたようです。
この患者さんについては、足首周囲を緩めるマッサージや運動療法、インソールをつけてもらうこ
とにより徐々に改善していきました。
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2018年01月29日

こんにちは。接骨院三幸堂の後藤です。
最近男性の症例ばかり書いていたのでたまには女性も書いてみます。
(当院は女性の患者さんの方が多いんですよ。)
50代女性、腰から左股関節のお痛み。
この方は、先天性股関節脱臼という生まれつき股関節が外れてしまう病気でした。
その後年月が経ち、変形性股関節症という状態で痛みが現れてきました。
おそらく股関節の骨が成長していないか、軽く亜脱臼していたのかと思います。
そのため体重をかけた時に関節軟骨が摩耗し、ますます亜脱臼が強くなり、股関節症が進行して
いったのかと思います。
股関節症が進行し、日常生活が困難になると手術の必要がありますが、この患者さんはまだ常に痛
いわけではなかったので、筋力強化などで痛みをコントロールしながら
生活していただきました。
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2018年01月27日
こんにちは。接骨院三幸堂の後藤です。
以前来られていた、30歳、男性の患者さん。
5年前から仕事で重いものを持ち上げ運ぶ作業が多くなったとのこと。
2年前からだんだん腰が痛くなってきたそうです。
問診の後、姿勢を見てから触診。
触っていると以上に硬い太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)が硬い。
聞いてみると12~13年前に左膝の靭帯を損傷していたのこと。
この筋肉の影響で骨盤に傾きが出て痛みが出ていたようです。
この方については少し強めにほぐし、奥の筋肉まで緩め、
セルフストレッチの指導により二か月くらいで改善しました。
本人が関係ないと思っていたことが、原因となることがよくあります。
今回は問診で聞き出せなかった私の力不足でした。
みなさんも問診では気になることはすべお話しくださいね。